top of page

施食会

本日8月7日に毎年勤めさせていただいています、施食会にてこの世に生まれて、そして亡くなっていった精霊の供養をさせていただきました。本年は流行り病もあるため、内容を少し小さくして勤めました。人間出来ることは出来るし、出来ないことは出来ないということがあります。当たり前かもしれませんが、出来ないことは出来ないと明きらめて、出来ることをぼちぼちと行ってゆく。その行ったことが良かったかどうかは分かりませんが、出来たことが積み重なって、また目の前に出来ることが現れてくるのでしょう。そう思いながら、今年の施食会を勤めさせていただきました。

生きているあいだ出来ることを行いながら過ごしてゆく。頑張りすぎず、頑張らなさすぎず。何事にも捉われず丁度良く生きる道(中道)がいつか見えるだろうか。


崇禅寺小住 晋道 合掌

閲覧数:19回0件のコメント

最新記事

すべて表示

敗壊不安の相

六月も中頃を過ぎ随分熱い日も増えてまいりました。今回は大分時がたちましたが、涅槃会にちなんで話を書きたいと思います。 2月3月は宗派にもよりますが、お釈迦さんの亡くなられた命日3月15日(旧暦の2月15日)にちなみ涅槃会のお参りが各寺にて行われる時期です。その際に金沢のほうでは色鮮やかな涅槃団子が撒かれます。持ち帰った団子は乾燥させて御守にする場合や、焼いたりバターで炒めたり、ご飯と一緒に炊いたり

十句観音経

【十句観音経】 観世音。南無仏。(かんぜおん。なむぶつ。) 与仏有因。与仏有縁。(よぶつういん。よぶつうえん。) 仏法僧縁。常楽我浄。(ぶっぽうそうえん。じょうらくがじょう。) 朝念観世音。暮念観世音。(ちょうねんかんぜおん。ぼねんかんぜおん) 念念従心起。念念不離心。 (ねんねんじゅうしんき。ねんねんふりしん) 観世音菩薩に帰依します。我々は仏と因縁でつながっています。三宝の縁によって、「常楽我

bottom of page